フィトなブログblog
漢方薬局の片隅で「後悔」について考える
12月にはいってすぐ、仕事つながりの食事会
(30代〜60代までのメンバー)
なにかの話の流れにて
私が、何気にみんなにたずねた なんの意図もない質問
「もし、30代に戻れたとしたら、何をする?」
に対して
バックトゥーザ フューチャー デロリアンに乗って過去へ〜〜
「(ダンナと)別れたくなかった・・・」と。
50代のお隣の女性がポツリと放った言葉
わたしは、ひとの心のなかを覗きたくなるのが常だから
(そのときは、別れたくないという気持ちにきづかなかったの?)
(そのときは、別れたくない、と素直に言えなかったの)
矢継ぎ早に聞きたい言葉を飲み込む。
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(心の声)
こんなところで、こんなタイミングで、
その人がうっかりと開けてしまったかもしれない過去の扉は
そっと、いまは触れずにしておこう。
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そして、他のメンバーも、その言葉を聞き流すわけでもなく
やさしくうなずいて微笑んだ。
連携プレーのようにその微笑みは優しく思えた💓
どんな人にも「後悔の念」というものは大小差されど存在するのではないか。
それをネガティブなものとしてだけ捉え
後悔の念に生涯さいなまれる人もいれば
むしろ、そのおかげで、●●することもできた、○○と出会えた、▲▲になれた
とポジティブに、後悔の記憶を塗り替えるひともいる。
この塗り替えを自らすることによって、
過去は変えられないというけれど、
アドラー心理学が言うように
「過去は変わってゆく」のだと思う。
さて、なにかと気忙しい師走。
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やり残しや、忘れていることはない?
誰かに礼節を欠いたままにしていないか?
あの人にあの言葉をどうやって伝えようか・・
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そんなことを意識せずとも
頭のなかにインプットされていると
夜中にふと目が覚めてドキドキすることがあって・・
眠りが浅い今日この頃です💦
夜寝る前に1杯の「心寧(ここね)」
師走にはいって飲んでいます。
西洋オトギリ草(セントジョーンズワート)に、ミントやラベンダー
そして心臓のハーブと言われるサンザシ(ホーソンベリー)を調合。
心寧と、
同じく調合ハーブティーシリーズの「産音(うぶね)」
ちょっと古臭くて温かい、そんな雰囲気の栞ができました!!
再び、後悔について。
後悔しない生き方は
オトナになっても選択することは実は容易ではありませぬ。
人生はもう長くないから、後悔しないようにと思うことでも
かさむ出費やリスクがあることには手出しできない。
だから、
リスクが少なく、かつ、楽しんでできる
そして、
もし失敗しても、勉強のためになんのこれしき
と笑いとばせるような後悔にむけてのチャレンジはしたい。
そんなことを想い、2023年にむけて構想を練っている師走でした。