和トリエの漢方ハーブティー

フィトなブログblog

アイスコーヒーやめなくてもいい、冷やしっぱなしをSTOPしよう

 

私は、漢方製剤や、ハーブティーが大好きですが、

何を隠そう、

いえ、隠すべきことでもないのですが、

アイスコーヒーや炭酸水などの

(カラダが冷えちゃうよ)

的な飲み物も飲みます。

でも、夏だけ。

もちろん炭酸飲料でなく、純粋な炭酸水です。

 

そして、アイスコーヒーの

美味しすぎるという原罪!😅

今年の夏はよ〜く飲んじゃいましたね☕️

 

羽田空港(第1ターミナル)のISETANストア(レディス)の有機アイスコーヒーが最高に好きです。
こくとキレと豆の煎り具合が好み!

旅のお楽しみのコーヒーです。
そして、飛行機も大好き🛩

 

でも、飲んだ後は帳尻を合わせるように

からだや脾胃を温めるものを

意識して摂取します

 

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夏のあるある🌤

冷たいものを繰り返しくりかえし摂取していると

血流が悪くなり代謝が落ち、

そのうちカラダがだるくなってしまう。

そして、胃腸の消化能力が落ち、

下痢などが起こることも。

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先日、畑から取れたハーブや植物で

お菓子を製造している友人から

ラベンダーパウンドケーキをいただいた。

 

ラベンダーの香りが優しく漂うケーキ♡

 

ペアリングのお茶は和漢ティザンヌの

花澄(かすみ)の気分✨

 

ちょっと胃腸が冷えていたので、

漢方生薬の「良姜(りょうきょう)」

をブレンドして。

お腹の血流を上げていただきます。

 生薬名:良姜(リョウキョウ)
 Alpinia officinarumのrhizome
(根茎)

良姜はヒルデガルトも愛したタイ原産のハーブ
「ガランガル Galgant/ショウガ科」

のことです。(正式には高良姜を指す)

薬性は温または熱なので、とてもお腹を温めてくれます♨️

 

〜心臓が弱っているひとは直ちにガランガルを十分に食べなさい。再び心臓はよくなるだろう〜

(フィジカ 1134A)

そうヒルデガルトは伝えハートキュア(心臓回復)のレシピに応用しました。

ガランガルのなかのバイオフラボノイド類や精油などの作用によって、

お腹の痛みなどの鎮痛作用を発揮したものと思われます。

生薬においての良姜は、

帰経は「脾胃」であり、薬味は「辛」で胃痛に用いられます。

その代表的な処方といえば

「安中散(アンチュウサン)」です。

安中散は、よく「やせ型のひとに」と効能をみると書いてありますが

主成分は桂皮やエンゴサク(鎮痙鎮痛の生薬)なので

冷たいものの取りすぎやストレスによって胃痛が生じたときに証を選ばずに服用できます。

もともとエスニックな花澄に良姜をブレンドしたハーブティー☕️

さらにピリリとエスニックに「辛」が増すかんじです。

お腹も体もぽかぽかで気が巡ります。

 

 

※聖ヒルデガルトは中世ドイツを生きた修道女。

医学薬学に精通し、世界で最初に薬草や鉱物の効能を記した博物書を世に残した。

 

いつぞやのこと。

石田屋さんでヒルデガルトの叡智のセミナーを開催させてもらったなぁ。

 

アイスコーヒーや冷たいものを飲んだら

花澄や日和のように温性のお茶を飲み胃を温めてあげる。

そんなシンプルなことでも体調は維持できたり変わります。

 

冷やしっぱなしをやめてみましょうね💓

 

 

 

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