フィトなブログblog
漢方ハーブティー / なつめは女性の宝もの生薬
私は薬屋の三代目として育ち、影響を大きく受けたのは
間違いなく祖母によるもの。
子供のころ、風邪で熱を出すとその時だけは、
お砂糖がたっ〜〜ぷりの あつあつの甘い紅茶を飲ませてくれた祖母☕️
そしてりんごのすりおろし🍎
あの紅茶の味を漢方で再現したくて作ったのが
日和(ひより)です。
実は、和漢ティザンヌのなかで1番人気です。
冷え冷え、巡りの悪い女性が多いからだろうか?
あるいは無農薬紅茶がお好きな方が多いのか。
漢方ハーブティー、和漢ティザンヌは全4種。
(上記は「日和(ひより)」)
もちろん、砂糖は入っていませんが、
でも、ほの甘さを出したくて、
生で食べるとりんごのような味の生薬である「なつめ」と
そして甘茶をブレンドしました。
(この甘茶の配合量がなかなか難しかったぁ。)
シリーズのなかでは1番多くの「和漢植物」を使用しています。
漢方的な証では、血液の不足の「血虚さん」タイプ。
(まさにこれ、学生の頃の私でした。。)
血虚さんの症状は
疲れやすく眠りが浅く、夢をよくみる
胃腸が弱く顔色も良いほうではない
貧血気味
不安感やイライラがある
爪がもろく髪が抜けやすい
冷えを感じている
といったところ。
こんな症状には、漢方では、なつめや当帰は王道的な存在✨
そして、和漢ティザンヌの日和には
なつめも当帰もアンジェリカ(西洋当帰)としてブレンドされています。
我が家のキッチンには常設のなつめ瓶。
スープ、おかゆ、お茶などでよく使用しています。
とはいえ、なつめはなかなか一般てきに入手できないものなので
(生薬の分野ですので)
手軽に摂りたいと思ったら和漢ティザンヌの日和(ひより)が
おすすめです。たくさん入ってます♫
⭐︎
さる12月、私がお世話になっている団体の会合で
薬膳カレーを作りました。
そのなかにもカレーの仕込みとしてなつめと当帰を
スパイスとして入れて煮込みました。
私が担当したのは「黒胡麻のキーマカレー」
もうひとかた、栄養士さんが作ったカレーは「スパイスチキンカレー」
ツインで盛り付けしてとっても美味しそう!!
黒胡麻は冬に弱りやすい「腎」の働きを高め
アンチエイジングの素材としてもおすすめです。
会場は尾張町の「エンブレムステイ」
なんだか雰囲気も良し、スタッフの親切な対応も◎。
良き時間でした。